空気まで緑色の庭。
4年前、高田造園設計さんの庭作りにご一緒させて頂いた庭のお手入れ。
粘土に砂利が噛むスコップも立たない最悪の土壌に水脈を通し4年間。
建物周辺の森がこの庭と完全に繋がり、家を緑が包み見えない程に成長している姿に驚きます。 中に入れば、明らかに違う冷気を感じる。
もちろん見上げても空は全く見えない。緑陰が濃い! 7m程に成長した樹冠のコナラや山桜などの下に、当時陽射しに晒され硬い樹形だったイロハもしなやかな美しい樹形になり、あれから2mは成長しただろうか?
アオダモも樹冠の下で居心地良さそうに繊細な幹を風に揺らしている。
この環境が、この樹の本来の立ち位置。他のどの樹も光を求めた枝の動きを鋏を入れながら感じる。
樹は、環境によって樹形は磨かれ美しくなることを教えてもらった。
2日間のお手入れで、青空もチラホラ見える明るい森になった。
実生の樹ばかりで構成されてるデッキ前の木立も、少し整えてあげれば美しいコナラ林になって来た。
このまま、成長を見守るのがこれからの楽しみです。
葉を透過した光で空気まで緑色に見え、涼やかな風が吹き抜ける気持ちいい庭になりました。
今回、新人荻野の憧れの人 十七さんもチーム JINEN に加わってくれて愉しい2日間でした。
十七さんありがとう。
最後にみんなでパシャリ
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